ジブリをまだあんまり見たことがない3歳の息子と、小さいころ何となくポニョやハウルの城やトトロを見ていた小1の息子と熊本開催の「ジブリパークとジブリ展」へ。
少し内容が難しいのかパパパっと駆け足気味で見ていましたが「ネコバス・三鷹の森ジブリ美術館の模型とジブリパークの展示・サツキとメイの家・アーヤのアニメーション体験」ができるゲームなど。
まだ小さい男の子達でも楽しめるポイントがたくさんあって楽しかったです。
ジブリ展のお出かけのようすや写真OKだったところ、子どもと言ってよかったポイントを紹介します。
①子どもが一番楽しんでいたところ
「ジブリパーク」と聞いて、乗り物とか遊ぶところに行けるのかなと何となく違うワクワクをしていたようで・・・
ちょっとイメージしていた空間と違う場所に少し戸惑いつつも、入場してすぐに大きなトトロがお出迎えしてくれてときめく子どもたち。
遊園地があるパークではないけれど(笑)
3歳と7歳の男の子でも、楽しめるワクワクはたくさんありました。
【子どもたちが一番楽しんで見ていたところ】 ・ネコバス ・三鷹の森ジブリ美術館の模型とジブリパークの展示 ・サツキとメイの家 ・アーヤと魔女のアニメーション体験ができるゲーム
入場特典で入ってすぐ、ポストカードがもらえました。
記念のおみやげは嬉しい♡
こちらは平日来場特典のようです。
何かもらえると、子どもは喜びますよね!
ネコバスの椅子のふんわりに感動したり、ジブリ美術館やジブリパークのようすがわかる展示を見て「ここに行きたい!!」と言っていたり、サツキとメイの家では部屋の中まで再現してあり釘付け。
アーヤと魔女の場所では、顔のパーツを自分たちで作る体験ゲームがあり楽しんでいました。
絵が完成するまでの展示など貴重な展示がたくさんありますが、まだ小さい子どもには難しいようでサーーっと駆け足気味で見ていましたが。。。
自分たちが気になるところでは、足を止めてじっくり見ていました。
小さい子どもたちでもたくさん楽しめるスポット盛りだくさんでした。
(さらに詳しい観覧のようすや写真OKなところは「③観覧のようすと写真OKなところ」でご紹介します。)
②学びのポイント
「身近にある道具の楽しさを知ること」
ジブリの展示会で、私が子どもたちに感じてほしかったことです。
紙と鉛筆の存在、絵の具で描かれた絵、物語を想像する、描く、色を塗る、美しい絵を見る、物語の世界観を感じるなど。
小さい子どもたちとお出かけする時は、今覚え始めていることと繋がる「小さな目標」をひとつ決めると良いです。
何となく子どもたちを連れていくのではなく、ちょっとした学びのテーマを作りそれを目標にするともっと「一緒に行ってよかったな」と感じます。
小さい子ども連れだと、なかなかじっくり見れずちょっと損した気になることも。
今回も最終時間の観覧のため時間が短いということと、パパパーーっと子どもが先に行ってしまうので説明文などゆっくり見れないところもありました。
子どもにとっては知らないところに行くので、全てが初めての経験。
何があるかもわからない未知の世界に突入です。
子どもと行くからこそ子どもたちに「何を学んでほしいか」など、お出かけの小さな目標やテーマを決めて親自身も目標を達成すると損した気には絶対なりません。
絵の具で描かれている絵をじっくり見る。
使い始めている身近な道具の存在。
テレビで見ている作品が作り上げられていく過程など。
お絵描きや絵の具の楽しさを覚え始める未就学児や小学生の低学年の小さい子ども達は、テレビで見ている作品が身近な道具から作り上げられていることを「知る」だけでとても価値のある経験になります。
「鉛筆や絵の具を使って、物語が作られているんだよー」と伝えると
「えーーそうなの?すごいーー!!」と小1の長男が言っていました。
テレビで見ているものが、いつも使っている道具で描かれている絵ということを知り感動してくれたから、とても貴重な時間になりました。
子どもは初めてのことで何をしに来ているのか認識していないため、それを知って何かを感じるだけで大きな学びになります。
私も駆け足観覧でじっくり見れなくても、目標は達成したので満足です。
子連れおでかけの小さな目標決めは、おすすめです。
③観覧の様子と写真OKなところ
こども園と小学校からチラシをもらってから「行きたい!!」とワクワクの子どもたち。
自前予約制のためオンラインでチケット予約をしてみるけど、1月末時点ですでに土日は予約できない感じでした。
近日中に行くなら平日のみだけど、仕事もあるし日中は学校と子ども園。
行けるのは平日の夕方のみ・・・
ということで、入場時間が最終時間16:30~の予約で観覧してきました。
最終時間は観覧時間が短くてバタバタ駆け足観覧だったけど、人も少ないから見たいところは立ち止まってしっかり見れるし、パパッとあちこち行っちゃう小さい子ども連れにはいい時間帯でした。
写真OKだった場所は、全部で4ヶ所でした。
【写真OKなところ】 ・ネコバス ・サツキとメイの家 ・湯婆婆の部屋 ・カオナシと一緒に
週末は混雑を避けるため、写真NGの日もあるようです。
絶対に「写真撮りたーい」という場合は、人が少ない平日夕方が良さそうです!
ーネコバスのイスに感動
入場してすぐに大きなトトロがお出迎えしてくれます。
子どもが側に並ぶと、まるで「となりのトトロ」のサツキとメイがトトロと並んでいるシーンのような感じでかわいい♡
残念ながらトトロとは写真NGでしたが、すぐ近くにトトロよりも大きいネコバスが!!
ここでは写真OKで、大きなネコバスの前で記念撮影ができました。
ネコバスの中に入ることができて、見た目もふわふわな椅子に何となく座ってみたらビックリ!!
ふんわり感がたまらない♡
一瞬ネコバスに揺られながら乗っているサツキとメイのシーンがよぎりました。
トトロの世界に入った感じ!
映画のシーンを思い出し、体感できる場所になっています。
ネコバスの行き先表示が「くまもと」になってる演出もすてきです。
実は観覧した時は、バタバタ入場で気付いてませんでした(笑)
写真を見て気づきビックリ!
展示会の場所によって表示も変わるなら、その場所で会ったネコバスは貴重な存在ですね!
ージブリが出来上がっていく風景
ジブリ美術館の模型やジブリパークのようすがわかる展示がたくさんありました。
ジブリ美術館に行ったことがない私たちは、こんな映画あったけ・・・(笑)
「行ける場所」とわかり物語の世界に入り込んだような空間を見て、ただただ「行きたい!」という気持ちに。
子どもたちも「ここに行きたいーー」「いつ行くーー?」と行くつもりになっています。
制作の舞台裏のようすがわかる展示では、ジブリ映画が出来上がっていく様子やイメージデッサンなど。
とにかく絵が素敵すぎる!
もっと詳細をじっくり読んで観覧したかったですが、子ども追いかけながらの観覧では無理でした。
でも絵を見て「感動」をたくさんいただきました。
ーサツキとメイの家には、子どもたちも興味津々
家の中までのぞけちゃうサツキとメイの家では、建物や家の中まで細かく再現されていました。
家を再現した大きな模型の場所では写真もOKです!
いかにもそこにあるかのような本当に住んでいるかのような家を見ると、またトトロを見たくなります。
映画の中から飛び出してきた、この家をまた映画で確認したいです。
サツキとメイの家は3歳の次男が釘付けでした。
家の中を覗き込んだり、自分の家とは違う家の形や雰囲気も不思議な感じぽかったです。
本が積み上がっている感じとか、畳の部屋とか、庭の感じとかとても細かい。
私はパパの書斎が、どハマりでした。
こんな場所で仕事したい。
家で子どもを見ながら仕事をするという環境で、見渡しのいい大きな窓を開けて外の空気を吸いながら子どもが遊んでいる様子も確認しつつ仕事をする。
「なんかいいなぁ〜。」
「この家に住みたいなぁ。」
なんて想像しちゃいました。
ジブリ映画をテレビで見ていた時は住みたいなとか考えもしなかったのに、大人になり子どもを連れて映画から飛び出してきた家を見たら「すごく住みたい」と考えが変わっている。
なんだか映画とともに生きているような感じです。
ー子どもが喜ぶアーヤのアニメーション体験
アーヤと魔女のコーナーでは、アニメーション制作のようすがたくさん観覧できます。
アニメーションの世界は、また違った雰囲気ですごかったです。
ここでは子ども達も立ち止まり、キャッキャ笑いながらアニメーション体験を楽しんでいました。
自分たちで操作して顔のパーツを組み合わせていく体験をして、自分たちが作ったいろんなヘンテコな表情をした顔を見て大笑いしてました。
触って体験ができると、子どもも楽しめるので良いですね!
ー湯婆婆の迫力がすごい
目の前で湯婆婆が仕事をしてるところを見ることができます。
紙の書類やデスク周りの小物なんかも細かい!
子ども達はちょっと怖かったのか、チラ見しながら駆け足で通過・・・(笑)
でもその素直な子どもたちの反応が、物語の世界観を再現されているんだなぁと感じました。
千と千尋のところはもっとじっくり見たかったですが、3歳児にはちょっと存在感がこわかったようです(笑)
ーハウルの城の模型
本当に動き出しそうな、ハウルの城の模型がありました。
ガラスケースに入ったお城は映画の雰囲気もありつつ、美しさを感じました。
そしてお城の設計図もあってハウル好きには、このお城の設計図が見れるのは嬉しい♡
1枚1枚じっくり見たかったですが展示も終盤で、最終時間の観覧のため時間がなくバタバタ(泣)
ジブリ映画で一番好きなハウルの城の展示は、もう少しゆっくり見たかったな。
カオナシは・・・
出口の前に、電車に座っているカオナシと一緒に写真撮影ができます。
子ども達はすっごい怖がってました(笑)
カオナシの隣に座りたがらない子ども達と、なんとか一緒に写真撮影をして観覧終了。
ここは行列ができる場所のようですが、平日の最終時間のためか2〜3組程の待ち時間でよかったです。
ただ撮影している様子を待っている人たちみんなで眺めるという、なんかちょっと恥ずかしい時間でもありました(笑)
マスクが当たり前の時代、マスクをはずす瞬間と撮影している様子を見られるのって恥ずかしいですよね。。
そして順番が来たらカオナシを怖がる子ども達を、ワタワタしながらなだめるワタシ。
微笑むワタシと引きつる笑顔の子ども達を撮影する夫。
なんかおもしろい風景ですが、子連れファミリーはだいたいこんな感じですよね。
これも思い出ですね!
お迎えしたグッズたち
グッズ販売コーナーでは、なかなか見られない記念グッズもあっていろいろ欲しくなっちゃいます。
【ジブリパークとジブリ展のグッズ購入品】 ・ネコバスのぬいぐるみ ・白雲石コースター ・ジブリ美術館ステンドグラス一筆箋 ・ダイカットステッカー全4種 ・アーヤと魔女のマスキングテープ
3歳次男がネコバスのぬいぐるみをしっかり握りしめて、猫が苦手な長男もなぜか同じものを買おうと握りしめ2匹のネコバスをお迎えするところでした。
ネコバスちゃんは可愛いけど、それなりのお値段。。。
長男をどうにか説得し、ネコバスを1匹お迎えしました。
触り心地が、あのネコバスに座った時と同じくらいふんわり気持ちいタイプのぬいぐるみ♡
そして、コースターや文具類を購入。
長男を説得しネコバスのぬいぐるみを阻止したくせに、あとは全て私が欲しくて買ったもの。
(長男には、ちゃんと別のところで欲しいものがあったので買ってあげました!)
コースターは毎日使うから、いつもかわいいを見れる。
ステッカーは選びきれず、もう全種類揃えちゃう。
ステンドグラスの一筆箋は、とりあえずかわいい♡
マステはよく使うしね♪
というなんともくだらない理由をつけて購入しました(笑)
ここでしか買えない限定品とか、せっかく来たから!のよくある特別なお買い物ができました。
夫はネコバスをひとつやめたのに、購入した値段を見て???苦笑してました。
まぁとりあえず「よかったね〜」と言ってくれました。
おみやげは大事ですよね♪
④詳細
【ジブリパークとジブリ展】
■場所 熊本県立美術館
■開館時間 9:30〜17:15
■休館日 毎週月曜日
■観覧料 一般・大学生・専門学校生1,500円/中学生・高校生1,000円/4歳~小学生600円(すべて税込)
自前予約制で、オンラインでチケット予約ができます。
当日は予約して送られてきたメール画面のスマホ見せると入れる感じでした。
我が家は、大人2人と小学生と3歳児で3,600円で予約完了。
このお値段で、すごい作品をたくさん見れるのは安い感じです。
3歳までの子どもは入場無料だけど、年齢が確認できる証明証(保険証など)が必要でした!
忘れてしまったので、生年月日の確認を口頭で伝えて入場させてもらいました。
ちゃんと公式サイトにも注意事項は記載してあるので自前に確認が必要ですね。
駐車場は、熊本城二の丸公園のパーキングか熊本博物館の駐車場からだと近いです。
週末は美術館以外の人も近くのパーキングに止めるため、結構満車になりがちです。
入場時間が決まっているためバタバタしないように、いくつか場所を決めておくと良さそうです。
⑤まとめ
感動と魅力たっぷりのジブリ展。
子どもの頃から見ていたジブリの事をじっくり知れるワクワクの場所でした。
平日の最終時間は観覧時間が短いけど、人も少なくて観覧しやすかったです。
ドタバタ動きまわる子どもを見ながら観覧できるし、写真撮影OKなところは待たなくて良いので特に小さい子連れファミリーにはおすすめです。
子連れで行く時は子ども優先なため全部をゆっくり観覧することは難しいですが、自分が見たいところは立ち止まってじっくり観覧する事もできました。
夢のある空間なので子どもたちに何の学びがあると良いか、1つ決めて行くと価値のある時間になります。
まだあんまりジブリ映画を知らない小さい子どもも楽しめるポイントがたくさんあり、子どもも大人も楽しめる価値がある美術の世界でした。
気になるところをチェックしておいて、改めて別日で一人観覧も良いかもな。
熊本開催は3月26日まで。
予約枠も少ないため、早く予約してジブリを楽しみにいきましょう。
コメント