韓国ドラマ「私の解放日誌」。
それぞれの感情の行方、言葉のひとつひとつが気になる。
なんか味わう感じで見てしまう感じでした。
良い感じだった。
久しぶりに私の中で、かなり夢中になれるドラマでした。
無表情の中に感じる何か。
人それぞれの慌ただしい感情。
そして、それぞれが何に解放されるのか。
ドラマを見ながら考え始める、私が求める解放は何なのか。
すぐドラマの影響を受けてしまう私ですが。。
私だけの解放できる場所はどこか…
なんかを真剣に考えさせられちゃうドラマで、映像の中の気持ちなのか私自身の気持ちなのか彷徨う時間も有りで。
そしてなぜか、しんみりと母の味となるもの作りたいとも思っちゃいました。
モクモクと食べるシーン。
無口な男がただ黙ってモクモクと食事を食べるけど、その中で好きなおかずに何度も箸を運ばせる。
それに気づいた家主の母が、おかずを取ってあげる。
豪華な料理ではなく家庭料理の良さを感じた瞬間。
人は結局、何かを食べる時にふと誰かを思い出したり何かを感じたりするのかな。
毎日の料理なんてめんどくさいし、そんなことからも解放されたいと思う。
私は特に料理が苦手だから、そう思ってしまうけど。
ドラマのお母さんは一日中働きづくめで、それでも仕事が終わったら家族のご飯炊いて家仕事に追われてる。
そして、そこから解放されるように突然人生を終えてしまう。
とことんやりつくして誰にも何も言わずに解放される。
だけど、解放された後もその人の当たり前だった家庭の味が誰かの心に残ってたりする。
それだけでもいいのかもしれない。
それも人生なのかな。
あがめる。解放される。
言葉の意味や深さいろんなことに、無感情になりながらも感情が激しく揺れ動くようなドラマでした。
私は人間関係から解放されたくてフリーランスになったけど、あまりにも他人と関わらなさ過ぎて、ふと寂しいもんだなと感じるときもあったりで。
自分の仕事や家事や育児での葛藤。
いろんなことを投げ出したくなるくらい、落ち込む時もあります。
だけど誰かに話すこともなく一人モンモンとしながら、解決への道を探す。
人と関わることをやめたことにより人間関係からは解放されたけど、ふとした時にちょっとしたグチを言う相手はいない。
それはそれで寂しいもんで、最近は誰かと一緒に仕事するのも良いのかななんかも思ったりもしちゃいます。
人の感情なんてその日によって変わりまくるもんですね。
何もしたくない…とか、思い込みの罪悪感から解放されたい。
でも何かやらずにはいられない。
今の心境はそんな感じですが、ひとつひとつ前へ進んでいこうと思う。
ソン・ソックとキム・ジウォンのコンビも美しくて好きだったなぁーー♡
もういっかい見ようかな♪
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